信用情報の確認方法と過去の支払い遅延がローンに与える影響を解説!

こんなお悩みを解決していきます!
・信用情報ってどうやったら分かるの?
・過去にクレジットカードの支払いが遅れたことがあるけど大丈夫かな?
結論から言うと、過去にクレジットカードの支払いが遅れたことがあるかたは、まず自分の信用情報を確認することが重要です。
そして今後の支払いをきちんと守ることで、信用情報は改善されます。
この記事では信用情報の確認方法と重要性を解説していきます。

日本の信用情報機関は3つ

信用情報機関は、加盟する会社から情報提供を受けることで信用情報を蓄積しています。

3つの会社の違いは所属する会社がそれぞれ異なることです。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

主に、クレジットカードやローンの利用状況、返済履歴などの情報を扱い、金融機関や貸金業者が融資判断を行う際の参考資料として利用されます。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

消費者金融やクレジットカード会社などから得た情報を基に、借入状況や返済履歴、債務整理の情報などを記録しています。これにより、金融機関が融資の審査を行う際に、利用者の信用力を評価するための重要なデータを提供します。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

銀行や信用金庫などの金融機関から得た情報を基に、個人の借入状況や返済履歴、債務整理の情報などを記録しています。この情報は、金融機関が融資の審査を行う際に、利用者の信用力を評価するために活用されます。

因みにわたしはCICを利用しました。支払いを遅延したことはないと思っていたんですが、

離婚後に住所変更等が遅れてしまい請求書が届かなかった時に遅延した支払いがしっかり記載されていました(;゚ロ゚)

 

なのでこれからローンを組もうと考えている人は一度確認してみてください。

開示請求の方法

3社ともにインターネットか郵送の方法があります。

どの機関も郵送よりインターネット開示のほうが簡単かつ手数料が安くすみますのでおすすめです!

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

  • 郵送での開示 用意するもの
  1. 信用情報開示申込書
  2. 手数料1,500円
    開示利用券(コンビニチケット)またはゆうちょ銀行の定額小為替
  3. 本人確認書類2点

準備ができたら封筒にいれ投函。約10日後に報告書が届きます。

  • インターネットでの開示
  1. インターネット開示が可能な環境か、クレジットカードまたはキャリア決済が可能か公式サイトで確認
  2. 指定の電話番号にかけ受付番号を取得
  3. 個人情報を入力
  4. 利用手数料の決済(500円)
    クレジットカード、キャリア決済
  5. パスワードを入力すると開示情報が表示されます。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

  • 郵送での開示
  1. 信用情報開示申込書
  2. 本人確認書類2点
  3. 手数料1,300円コンビニで郵送開示利用券を購入
  • インターネット開示
  1. アプリのダウンロード
  2. 本人認証
  3. 個人情報の入力
  4. 手数料の支払い(1,000円)
    クレジットカード、キャリア決済、コンビニ等のオンライン収納代行
  5. 開示結果の受取り

 

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

  • 郵送
  1. 登録情報開示申込書
  2. 本人開示・申告手続き利用券
  3. 本人確認書類2点

https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

  • インターネット開示
  1. メールアドレスの登録
  2. 個人情報の入力
  3. 本人確認(アプリのダウンロードが必要)
  4. 手数料の支払い(1,000円)
    クレジットカード、PayPay、キャリア決済
  5. 開示報告書をダウンロード

 

信用情報の重要性

過去のクレジットカード支払い遅延が与える影響

過去にクレジットカードの支払いが遅れた場合、それが信用情報に記録されることがあります。特に30日以上の遅延がある場合、その情報は記録に残り、住宅ローンやクレジットカードの審査に影響を与える可能性があります。

遅延の影響

  • 軽微な遅延(1回の数日程度の遅延):軽微な遅延の場合は、それほど審査に影響を与えないこともあります。しかし、複数回遅延している場合は注意が必要です。
  • 重大な遅延(60日以上、90日以上の遅延):長期間にわたる遅延や債務整理の記録は、審査に大きな影響を与え、ローン審査を通過しにくくする可能性があります。

遅延があっても大丈夫!改善するための方法

もし過去に支払い遅延があった場合でも、しっかりと改善策を取ることで、審査に与える影響を最小限に抑えることができます。

(1) 現在の支払いを遅れずに行う

過去の遅延があっても、今後の支払いを確実に守ることで、信用情報は改善されます。定期的な支払いを守ることが重要です。

(2) 信用情報を定期的にチェック

信用情報を確認することで、誤った記録や不正確な情報があれば訂正を依頼することができます。定期的に自分の信用情報を確認しておくと安心です。

(3) 時間の経過を待つ

支払い遅延の記録は、通常5年〜10年程度で信用情報から削除されます。そのため、時間が経つことで影響が和らぐこともあります。

まとめ

過去のクレジットカードの支払い遅延が気になる場合でも、まずは自分の信用情報を確認し、今後の支払いをしっかりと守ることが大切です。
信用情報は簡単に確認できるので、定期的にチェックして、必要があれば訂正を依頼することが重要です。
時間と共に遅延の影響は和らぎますので、今後の支払いを確実に行い、信用を改善していきましょう。